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Re: 怠っているのは私です

長谷川恭久さんのブログより。
  • could: 怠っているのは私です
    坂本さんは某大手企業に所属している、日本ではまだ数少ない IA (Information Architecture) の専門家です。デザイナーやマークアップエンジニア、そしてディレクターのポジションにいる方も IA は頭の片隅に置いて制作に携わっていると思いますが、それを専門的な視点で吟味したりアイデアを制作メンバーと共有するのが彼の役目。SEOやアクセシビリティにもいえますが、みんな考えているから専門家がいらないといったらそうではないですよね。特に近年のソーシャルメディアの成長や CMS などの技術による情報の速度の変化が、従来から IA がやっている平面的な情報の組織化だけに留まらなくなっていると思います。そういった意味では非常におもしろい時期だと思いますし、同時に再検証が必要なのかもしれません。
IAがやっている情報の組織化って平面的なのか…。
恭久さんレベルの人にそう書かれてしまうのは少し残念な思いをしましたが、まぁ、気にしません(謎)
で、それはさておき
業界の底上げは、まだリーチしていない人に何かアプローチするのではなく、まずはトップの育成をすることが大事なんだそうです。スターと呼べる人が現れることで、彼/彼女を目指してがんばる人が増え、結果的に業界の底上げに繋がります。図で書くとちょうど以下のような感じです。
Re: 怠っているのは私です_a0006681_1135199.gif
(中略)

目に見えて目指せる方がいないと、ディレクターや管理職など別の職種に移るしかキャリアパスがイメージ出来ないですよね。
という指摘はもっともだと思います。

IAに限らず、マークアップデザインエンジニアでもFlashエンジニアでも、最近のWeb業界(何)ってそのスキルのロールモデルとなる人っていなくなってきているように感じます。
#Flashはyugopがいるじゃん!とか言う人もいるだろうけど「おれはyugopになる!」っていう人はかなり勘違いでそもそもそれじゃぁ、職業としてのロール(役割・職種)モデルじゃないしね。

現場でその職種で成長していくには様々なスキルが求められ過ぎるからなのか、
それとも単にスター(謎)がいないからなのか…。

どうなんだろうか。

自分の時は、Clement MokとかLillian Svecとか自分にとってのスターであり憧れ(目指すべき)ロールモデルもあったんだけど、今は自分から見ても、この人!というのは見当たらないなぁ、というのも正直なところです。。。
単に自分がおっさんになっただけかもしれないですけど(w

昔はSapient (Studio Archetype)やRazorfish、vivid studiosとかMetaDesignとか昔は「こういう専門性(スキル)で仕事をする」という理想的な、自分にとっての憧れる会社(組織)ってあったりしだんだけど、今の人ってどうなんだろうなぁ?とりあえず、頑張れS本さん!



update: 02:01
以前、同僚で自分よりちょっと上の世代でUXデザイナーのM井さんに
「今の混沌としたWeb業界のだめな部分はおれたち大人がしっかりしなかったからだ」といったような自責の念に駆られて発言をされてましたが、
むしろ今我々ぐらいの年代(何歳?)がロールモデルとされるようにならないと
行けないんじゃないかなぁと普通に思ったりします。

IAとかはもともとメジャーじゃないので(いや、当時の海外でも、という意味ですが)
マークアップデザインエンジニアとかってのは常に前線なわけなので、そういう意味では現場レベルでのスター(ロールモデル)って自分たちで作っていった方がいいんじゃないかなぁ、と人事?ながら思ったりします。

どっちにしてもS本さんの挑戦を楽しみにしてます:)
by nobsato | 2008-05-22 01:18 | InfoArch


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